
水篠ハンターがハンターを辞められなかったのには、理由があるんですよ
その理由を解説してみますね
こんにちは、俺レベ沼はまり中のmizです♪
今回は、なぜ最弱兵器と呼ばれてしまうほど弱い水篠ハンターが、ハンターを続けなければいけなかったのかを解説します。
Contents
水篠ハンターはどのくらい弱かった?
まず、水篠ハンターがどのくらい弱いのか、解説します。
普通のE級ハンターの強さは、魔力測定器で図ると70以上。
覚醒前の水篠ハンターはというと………
10!
(ピッコマ11話参照)

一般人と変わらないレベル、監視課の方も驚いていました
低ランクのダンジョンでは、ほとんど怪我をする人はいないです。
素人の腕慣らしや、練習用、副業ハンターの小遣い稼ぎ程度ではないでしょうか。
そんなダンジョンでも、水篠ハンターは入院するほどの怪我を毎回負っていました。
更には金銭的な余裕のなさから、モンスターの攻撃を防ぐ装備も、ほぼない状態です。
自身の力も、武器もなく、荷物持ち程度にしかなれなかったのではないかと思います。

C級モンスターの魔法石が1つ100万円なのにくらべ、
E級モンスターを倒して得られる魔法石には1万円程の価値しかありません。

命がけでE級ダンジョン・D級ダンジョンに臨んでも、
水篠ハンターは数万円稼げるかどうかなんですね…
ハンターを辞められない理由
行方不明の父、母子家庭で育った水篠ハンター

え!水篠ハンター、母子家庭なんですか?

水篠家の父親は、10年前、ダンジョンで行方不明になっています。
父親が行方不明になった当時は、旬は13歳、葵は8歳くらいでしょうか。
その当時はハンター協会も設立されたばかりで、ダンジョンでの事故で家族を失った遺族への保証も、一切なかったかもしれません。
母親の聡子さんは、二人の子供を育てるため、懸命に働いてきたかと思います。
それが祟ったのか、溺睡症の予兆だったのか、水篠ハンターが高校性の頃には、母親は入退院を繰り返していたそうです。
そんな母親を支えるために、水篠ハンターは、早く自立して家族を支えなければと思い続けていたことでしょう。
大学進学を諦めたのは、経済的な理由だったと、語っています。
体調を崩す母親、期待を込めたランク審査
10年前に父親をなくしている水篠家。
ハンター覚醒時の水篠ハンターは18歳頃、5歳年下の妹はまだ中学生。
※ハンター覚醒直後は、まだ母親は倒れていなかったかもしれません。
ハンターになれば母親の負担を減らせるかもしれない…
一攫千金の期待を持って臨んだ、ランク審査。
しかし結果は、ハンター職にまともにありつくことも出来ないようなE級。
ショックは大きかったと思います。
母親を襲った溺睡症 高額な治療費

水篠ハンターがハンターを辞められないのは、母親の治療費の補助金のためです

そうなんですか??
世間では一切知られていないですね…
数年前、体調不良が続いていた母親が、溺睡症で倒れるという悲劇が襲います。
その頃、水篠ハンターは、高校を卒業して間もない頃でしょうか。。
高額な治療費を払って母親を活かすためには、ハンター協会に頼るしかありません。
ハンター覚醒時、旬自身も、ハンターとしての力の弱さを実感していたと思います。
初めてのレイドでは、きっと大けがを負ったことでしょう。
それでも、自分がハンターをしなければ、ハンター協会からの補助を受けて母親の治療費を払い続けることは出来無い。
恐怖に耐え、藁にも縋る思いで、ダンジョンに臨んだんでしょうね。

水篠ハンター、苦労しているんですね。。
溺睡症。莫大な治療費。

溺睡症の治療費って、どのくらいかかるんですか?

治療には高価な魔法石が使われ、毎月40万円程かかります。
ハンター協会の仕事をして、ハンター協会からの補助を受けたとしても、
毎月数十万円の治療費がかかると言われています。
ハンターへの覚醒者が身近にいる場合、魔力への耐性をもたない家族が、溺睡症にかかるケースが多数報告されています。
この治療費を払うことが出来ずに、家族の命をなくす人達も多いです。
学歴社会の中で、高卒の水篠ハンターが一般の仕事で毎月何十万も稼ぎ、更には妹の学費を捻出することはできません。
危険と隣り合わせだとしても、ハンターの仕事をしていれば、ダンジョンで亡くなった際には保険金もおります。 (

水篠ハンターの母親が、いつどうして溺睡症にかかったのかは、明らかにされていません。
しかし…
自分のせいで母さんが溺睡症になってしまった、
自分がなんとかして母さんの命を繋ぎ留めなくては…
という思いが、水篠ハンターにはあったのではないかと思います。
行方不明の父親は?

世間にゲートが現れ始めた10年前、ダンジョン内での事故で、行方不明になっています。
水篠潤一郎さんは、世の中にダンジョンが現れた当初、ハンターとして活躍していました。
当時はランク審査が出来なかったそうですが、かなり高い実力だったと思われます。
しかし当時は、ダンジョン内での安全を守るための制度も、ダンジョンの仕組みすら、明らかにされていない時期。
水篠潤一郎さんはダンジョンに閉じ込められ、そのまま行方不明になっています。

謎に包まれた父親については、ピッコマ漫画版の56話・60話・64話をご覧ください
まとめ
- 10年前に父親が行方不明になり母子家庭
- 高卒で高賃金の仕事には就けない
- 稼げる見込みがあるのはハンター業のみ
- 溺睡症で倒れた母親の治療費を稼がなければならない
- 自分が諦めた代わりに、妹には大学に入かせてあげたい
これらの理由により、水篠ハンターは、最弱兵器であっても、ハンターの仕事を続けてきました。
母親の病院代を
ハンター協会から支払われる補助金でまかなうため
気合で耐えている
ピッコマ1話
ピッコマの1話で旬自身によって語られているため、読者の皆さんは知っているこの事実。
俺レベの世界では、その事情を知る人は数少ないです。
ともにダンジョンを潜っていた観月さんにすら、旬はその理由を話していません。
話したところで、赤の他人が何かしてくれる訳ではない。
いらない心配をかけて同情されたくない
このような思いがあるのかもしれませんね。
苦難に立たされてきた水篠ハンターが、再覚醒、レベルアップの道を歩めるようになって、良かった!
水篠ハンターの今後を、応援しています(^^♪
まとめ
最近S級になった水篠ハンターって、E級なのに4年間もダンジョンに行ってたんでしょ?
俺ならそんな自殺行為しないなぁ