俺だけ猫になる件-3

こちらはピッコマ配信中のハンターオークションの章を読んで、mizが想像力を膨らませて書いた、二次創作です。

苦手な方は閲覧をお避け下さいませ。

お目汚し、失礼します。

俺だけ猫になる件-前回までのあらすじ

公園でデイリークエストをこなしていた旬。

魔法兵の魔法の誤爆により、突如、ネコに!

トレーニング中の犬飼さんとネコとして戯れるうちに、

心までネコになってしまいそうで焦る旬であった。

俺だけ猫になる件-1

俺だけ猫になる件-2

俺だけ猫になる件-3

公園を後にした旬は、家路を急いでいた。

(このまま心までネコに染まっちゃ、たまったもんじゃない…)

(それに家につくまでの間にもし途中でネコから人間に戻ったら…服も来てないしヤバいだろ)

 

公園から旬の住むアパートまでは、そう離れてはいない。

ネコの身体で颯爽と歩く旬は、もうそろそろ自宅に到着しようとしていた。

 

(猫の姿じゃカギは空けられないな…まぁ支配者の手を使えば、なんとか開けられるか?)

最悪、影の兵士に扉か窓を破ってもらえば良いだろう。

余計な出費にはなるが、窓一枚、扉一枚付け替えるくらいの出費、今の俺にはそう問題ではない。

葵には…怒られるかもしれないけどな。

 

(そろそろ葵が学校に行く時間か、学校に行くところだけ、見送ってやろうかな)

家路に向かっている途中にも、葵と同じ学校に通う高校生たちを何人か見かけた。

ネコの姿で声をかけても、葵も気づかないだろうな…

なんてことを考えながら、旬はマンションの前に辿り着いた。

いつもと変わらないマンション。

しかし、ひとつ、おかしな点がある。

怪しげな二人組の男が、マンションの前の路地に、立っているのだ。

普通の人であれば、こんな朝の忙しい時間に、あんな場所に突っ立てなんかいない。

(なんだ?あいつら)

不審に思いながら、旬は聴覚を研ぎ澄ませ、男たちの会話を盗み聞く。

  

男1「ここが水篠ハンターの住んでいるマンションだ」

男2『元E級ハンター!S級になって人生大逆転! 張り込みしてれば、良い記事が書けそうですよね、先輩』

男1「情報規制なんて、ふざけてるよな。ハンター協会がなんだってんだ。一流記者を舐めるんじゃねぇ!」

男2『先輩!かっこいい!一生ついていきます!! 調べたところ、水篠ハンターにはずいぶん溺愛している妹がいるそうです。』

男1「その妹を手名付けて、そこから水篠ハンターと仲良くなっていけば…独占スクープをかけるに違いねぇ!!」

男2『もうそろそろ、妹が登校してくる時間ですね。噂じゃずいぶん可愛いらしいですよww』

男1「ふふ、俺たちの大人の魅力で、仲良くなってこうぜww」

 *

男たちの会話に耳を傾けていた旬。

(勝手なこと言いやがって…おれの葵を手名付けるだと?)

ネコの姿のままではあるが、旬からは、殺気が漂っていた。

家族思いの旬は、自分がS級になったことで、家族の平和な日常に支障が出ることを何より嫌う。

まだ高校生の葵。あいつらはどう見ても20代後半。

そもそも仲良くなろうだなんて、犯罪だろう。迷惑でしかない。

我慢の限界になった旬は、男たちの前に立つ。

マンションの外で、そそんな事態が起きていることは、露ほども知らない葵。

「も~!なんでお兄ちゃん起こしてくれなかったの!!」

そう怒りながら、急いで学校に行くための身支度を整えている。

模試が近づき、最近は毎晩夜遅くまで勉強している葵。

朝起きられず遅刻しそうになっていることも多く、そんな日は、早朝のトレーニングから帰った旬が葵を起こしてくれていたのだ。

「あぁ、もう、朝ごはん食べる時間もない…!」

葵はトーストを手に取り、玄関を飛び出すのであった。

マンションの外。

トーストを咥えた葵が、走りながら出てきた。

「わー!間に合うかな??」

すれ違うご近所さんに早口であいさつしながら、走る葵。

クスクスという笑い声も聞こえ、なんとものどかな朝だ。

 

だが一点。いつもと違う点がある。

マンションの指揮とを出た葵が、学校に行くべき道を曲がろうとすると、男が二人倒れていた。

「えっっ、死んで…る??」

驚く葵、だが男たちが何やらボソボソうなされているので、死んでいないとすぐに分かった。

「わぁ、変な人たちだ…関わらないで無視しとこ」

倒れる男を横目に、近づかないよう少し距離を置きながら、颯爽と走る葵。

すると、一匹の黒猫が、こちらを見ているのに気が付いた。

「わ、可愛い! 猫ちゃん、行ってきます!」

笑顔で声をかける葵。

「にゃぁ~~お」と、気の抜けた返事をするネコ。

((なんだかあの猫、お兄ちゃんみたい))

まさかほんとに兄だとは、露ほども思わない。

ネコになった兄を横目に、走って学校に向かう葵であった。

旬は、走って学校に向かう葵を、ネコの姿のままじっと見つめる。

(あいつ、なんでパンくわえながらはしってるんだよ…笑)

と、あきれた様子だ。

(帰ってきたら、からかってやるか)と、クスクスとする旬。

 

先ほどの二人組は、旬が殺気を伴う視線で睨みつけたところ、腰を抜かして倒れこんでいた。

『ひぃぃぃぃ!!化け猫!!!!』

そう言いながら気絶する二人の姿は、中々に滑稽だった。

そうはいっても、またこんな輩が湧いたら困るしな。。

と、旬は自警団を務める影の兵士の数を増やすことにする。

そんな風に考えながら、マンションの階段を上っていく旬。

 

(よし、ネコの姿のまま、家まで帰ってくることが出来た)

ほっとしながら、玄関の前に立つ旬。

支配者の手で、中からカギを開けようとする。

しかしその時…

~~ぼわぁぁぁん~~

旬の身体が光る。ネコ化の魔法が解けたのだ。

「え!!!!」

一糸まとわぬ姿で、玄関の前に膝をつく旬。

「隠密!!!!」

とっさの判断で、隠密で姿を消した!!

((誰も見てないよな??))

 

自宅の前で、服も着ないで立っていたなんて知られたら、近所の人になんて言われるか分からない。

「あそこの息子さん、いや、S級ハンターの水篠旬って、露出狂らしいよ…??」

お茶の間の格好のネタのハンター。

そんなスキャンダラスな話が出回れば、いくらハンター協会が情報規制をかけていようと、話が広まるのなんてあっという間だ。

幸い、近くに人影はいない。

旬は隠密状態のまま、インベントリから服と荷物を取り出し、そそくさと着替える。

「良かった、誰にも見られなかったみたいだ…」

服を着た旬は、改めて辺りを見回し、安堵する。

ガチャっ と扉を開け、家に入っていった。

「散々な一日の始まりだな。しばらくゆっくり休もう…」

そうつぶやき、ベッドに倒れこむのであった。 

 

監視課の犬飼は、とあるマンションの外で、立ちすくんでいた。

トレーニング中の公園でネコを見かけた後、一休みしたベンチで、水篠ハンターのスマホを見つけたのである。

監視課という立場上、水篠ハンターの住居は把握している、犬飼。

旬が困ることが無いよう、自宅にスマホを届けに行こうとしていたのだった。

 

「…俺は何も見ていない」

 

そう呟き、手にもつ水篠ハンターのスマホを眺める。

まぁ、急ぎの要件もないし、GPSのついたハンター協会のスマホが無くなったと分かれば、水篠ハンターから協会に連絡が来るだろう。

後ほど改めて、渡せば良いか。。

そう思い、顔を赤くした犬飼も、また家路につくのであった。 

 

おしまい

あとがき

やっぱり美少女の学生と言えば、パンを咥えさせて走らせたいですよね!!

旬がネコから人間に戻るシーンは、ターミネーターの裸で登場するポーズみたいなイメージです。

筋肉質な旬の裸体…さぞかし素敵なことでしょう!!←

 

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